この曲は、「ダライ・ラマが山の頂上から説法しているような感じで」とジョンが指示したため、「レイン」で始めた逆回転録音をさらに進化させたような作品で、故にサイケデリックな作風に仕上がっている。逆回転による鳥の鳴き声のような音が特徴的(実際にはギターを早回しにした音)。また、この曲はモーリス・ラヴェルの「ボレロ」同様に、一つのコード(C major)で貫かれている(ただし、途中はB♭が混ざって1小節分数コードになる)。 この1コードについて、ジョンは晩年のインタビューの中で、当初思い描いていたイメージは、数千人ものラマ教の僧侶によるお経(経典)の大合唱を意図していたためであるとも語っている。なお、ジョンが自分の声を山頂で歌う僧侶のようにしたかったために、ボーカルをハモンドオルガン用のレズリースピーカーを使ってドップラー効果を出して再現した。ジョージのインド音楽への傾倒により、この曲ではイントロから全編にわたってタンブーラ(インドの弦楽器)が演奏されドローン(インド音楽特有の完全五度持続低音)が表現されている。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 528Hzの音叉を叩いてみたら確かに共鳴していた!!! C=528Hzをレノンは知っていたとしか思えませんね♪ |