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まことの話

弦楽器の歴史

天皇は琴を弾いていた 

人物埴輪(琴を弾く男子) 古墳時代後期行田市瓦塚古墳 

朝、仕事前にたまたま開いた本に書かれていた内容です
胡坐をかいて座り、膝の上に四本のゲンを持つ琴を乗せ、左手で弦を押さえて右手に撥を持って弾いている姿を現している。 古代」、琴などの楽器は神降ろしの際などに弾かれた

  仲哀天皇が琴を弾く中、建内スクネの大臣が神に伺いを立てると…etc   書いてありました。

 ☆何か判断するとき、落ち着いて琴を弾いて、インスピレーションを頂こうかな♪

神代時代の琴

神代時代の琴について調べていたらとても興味深い事が解りました。
 
天沼琴(あめのぬこと)
神の神託を受けまつりごとをするために使う琴のことで、根之堅洲国で王になっていた須佐之男命の宗教的権威を象徴するもの。「言霊を用いて上位世界から神様の”思い”
を召喚させるもの」
 
須佐之男命は3つの神器を持っていました。
1、生太刀 2、生弓矢 3、天沼琴
 
まるで生きているような太刀、弓矢だったようです
 
神話の中で、須佐之男命の娘の須勢理毘売(スセリビヒメ)にオオナムジノカミ(のち大国主命)が求婚します。
オオナムジノカミは須佐之男命に数々の試練を与えられることになりますが、須佐之男命の髪を柱にくくりつけ逃げていく場面があります。
 
この時、スセリビヒメを背負い3つの神器を持ち出します。
スサノオはオオナムジニに
「その生太刀と生弓矢で、お前の兄弟たちをやっつけろ。山の裾、また川の瀬に追っていって打ち払え。そしてお前は大国主神、宇都志国玉神となって国を作りわが娘の須勢理毘売を正妻として、出雲の山に地底の石を土台にして太い柱をたて、天空に千木を高く上げて壮大な宮殿を立てるんだぞ、こいつめ!」とさけんだそうです。

古代の琴

   
 古代の弦楽器を調べていたら、埴輪で「琴を弾く男子」が埼玉県、本庄市や群馬県前橋、栃木県小山市などが出土されていて、その身なりや装着物から、身分の高い人物のようです。演奏者は男子がほとんど(王者、高位者、すなわち政治的、宗教的権威を有する人々)
 
第2次世界大戦後に発表されている発掘品は50例以上。北海道、福岡、奈良、滋賀、青森、群馬、栃木、鳥取、京都、三重、埼玉、茨城、千葉、静岡と各地から…
葬礼や祭祀で神とのコミュニケーションに用いられていたようです。
神話の”天岩戸開き”のシーンで「天の香弓6張並べ妙音を調す」は、弦楽器と理解できます。
 
神話の大国主命が須佐男命から逃げ出したとき須世理売を背負い、生大刀、生弓矢、天沼琴を取り持ち逃げ出したという説話があるようです。天沼琴は統治権、司祭権を象徴する神具の一部であろうと考えられています。
 
「万葉集」の中を紐解いていくと、貴族がその教養を示すための道具として面が表れているようです。
 
わかるなぁ~❤
 
「琴」= 「こと」は「言」からきているとも言われ”音”に言葉が乗って相手に届くような気がします。